英語力とは:文法編①

文法はどの言語でも基本となりますが、英語は文の構造などが日本語と大きく異なり、また日本語にはない冠詞や複数形があるため、正しい英語文法を覚えるのは日本人の人にとって特に大変です。 

ルールには例外が

文法はよく文型などの「ルール」で教えられますが、実際は言葉の使い方や構造には色んなパターンがありますし、ルールで覚えようとしても例外のケースもあるため、結局ケースごとに考える必要があります。

 

例えば冠詞ですが、基本的なルールとしては a/an は「不特定の場合」、the は「特定できる場合」に使われます。しかし、the が「不特定の場合」に使われることもあります。

例: The translator must have a good understanding of the subject matter.

この文で The translator とは「特定の一人の翻訳者」ではなく、「翻訳者全般」を意味します。

 

また、以前ツイートで「大学名は基本的に of が入っている場合だけ最初に the を付けます」と書きましたが、これにも例外がいくつかあります。 

例えば the University of Tokyo は名前に of が入っているので、原則としては最初に the を付けます(例:I went to the University of Tokyo.)。

しかし、大学名を Todai に略して of が消えますと the をつける必要もなくなります。

また、大学名の前に形容詞がある場合や後に名詞がある場合も、the は付けません。

更に、文脈によっては a が付くこともあります。

 

例:

She conducts research at Todai.

He met with fifteen University of Tokyo students.

A typical University of Tokyo game draws over 10,000 fans.

The findings were reported in a University of Tokyo study.

 

そのため、同じ大学名でも a/an と the は文脈によって使い分ける必要があり、どちらも不要な場合もあります。