英語力とは:略語編

英語では言葉が短縮されたり頭字語にされることがよくあります。 

例を挙げますと mic (microphone), juco (junior college), carbs (carbohydrates), stats (statistics), NOLA (New Orleans, Louisiana), YOLO (You only live once) などがあります。

完全な形の単語と違い、辞書に載っていないこともあるのが一つの難点ですね。

 

特に近年は SNS の広がりもあり、ネット上では様々な略語がよく使われています(例:TBH, FWIW, ICYMI, IKR, IDK)。 

略語の留意点

・頭字語の場合は一文字ずつ読むのか(MLB など)、一つの単語として発音するのか(NASA など)も知る必要があります。

これは話すときにはもちろんですが、書くときも冠詞 (a/an) に影響するので重要です。 

・略語の意味が日本語と英語で異なることはもちろん、英語圏内で異なることもあります。 

・略語も細かい違いに気を付けなければなりません。

例えば Pit/Pitt  や Cal/Cali で意味が異なります。

 

(※英語力と言っても、英語圏には色んな国がありますし、国によって方言・文化や人々が持つ知識が異なります。すべての国をカバーすることはできないので、このシリーズでは世界で主流となっているアメリカ英語を中心とさせていただきます。紹介する例などは、アメリカで一般的に知られているものを選んでいます。The Gundo や OCMD など、アメリカの一部の地域でしか知られていないものは含めません。) 

大学名の省略

・米国では大学名がよく略されます。UCLA などすぐ分かるものもありますが、そうでもないかもしれない場合もあります:

  • Cal (The University of California, Berkeley)
  • U-Dub (The University of Washington)
  • Wazzu (Washington State University)
  • Ole Miss (The University of Mississippi)
  • The U (The University of Miami)

大学名の略語は二校以上が重複する場合もあるので (USC など)、それも要注意です。

 

単語ごと省くことも

・「X系アメリカ人」と言いたいときは "X American" と言いますが(例:「アイルランドアメリカ人」は "Irish American")、アメリカではよく American を省くことがあります。

例えば、Irish American が Irish に略されます。

(よって、同じ “I'm Irish” でもアイルランド人が言えば「私はアイルランド人です」、アメリカ人が言えば「私はアイルランドアメリカ人です」で、国籍の異なる意味になります。)

・他にも、

life sentence→life

out with a knee injury→out with a knee

Florida State University→Florida State

a bottle of red wine→a bottle of red

などの例があります。